運動中には、さまざまな怪我のリスクがあります。人と人がぶつかるだけでなく、人と道具、人と設備、あるいは転倒などにより、運動の強度レベルにかかわらず、大きな怪我を負う可能性があります。
近年、さまざまなスポーツにおいて、お口回りと頭部への衝撃を和らげてくれる「スポーツマウスピース」が普及しています。使用を義務化・推奨しているスポーツはもちろんですが、特にルール上問題ない場合には、できる限りスポーツマウスピースをご利用なさることをおすすめします。
生きがいとして、趣味としてのスポーツを、長く安全に楽しみましょう。

口回りへの衝撃緩和

歯、歯ぐき、粘膜、唇、顎関節への衝撃を和らげ、怪我を予防します。

頭部への衝撃緩和

頭部への衝撃を和らげ、脳震盪などを予防します。

歯のすり減りの予防

食いしばったときにも、歯と歯が直接擦れないため、すり減りを予防します。

集中力・パフォーマンスのアップ

安心して食いしばれること、怪我への不安なくプレーできることから、集中力・パフォーマンスのアップが期待できます。

朝起きたときに顎が疲れている、年齢の割に歯のすり減りが進んでいると指摘された方は、睡眠中の歯ぎしりが疑われます。歯や歯ぐきに余計な負荷をかけ、知覚過敏、顎関節症の原因となることもありますので、ナイトガードの使用をおすすめします。

歯ぎしりを放っておくと、以下のようなリスクが高まります。

知覚過敏や虫歯

歯がすり減ると、エナメル質の下の象牙質、場合によっては神経が露出します。知覚過敏だけでなく、虫歯の原因にもなります。

歯周病の発症・悪化

強い力がかかることで、顎の骨の吸収が加速します。歯ぐきにもダメージがあり、歯周病を発症したり、悪化させる原因となります。

顎関節症の発症・悪化

顎関節に持続的な力がかかることで、顎関節症を引き起こすことがあります。

歯の破折

天然歯、セラミックの歯などが折れてしまうことがあります。

睡眠中、一定時間以上呼吸が止まることを繰り返す病気を、睡眠時無呼吸症候群といいます。
睡眠の質が低下することで、日中に強い眠気に襲われ、車の運転中、危険な作業の最中の重大な事故につながることもあります。
睡眠時無呼吸症候群の原因の一つとして、舌によって気道が塞がることが挙げられます。当院では、睡眠時無呼吸症候群に対する、舌の位置を安定させることのできるナイトガードも作製しております。
比較的軽度の睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。